週刊少年ジャンプ2016-19号、ものの歩29話の感想(ネタバレあり)

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ものの歩29話

蒼馬の真意を理解した竜胆。お互い気持ちが晴れた状態で勝負をってとこから

キャプチャ127

モブ「副将の二人何か話してた?」「さあ」

みなと「・・・・・(男ってめんどくさいのね。ケリはついたのかしら?)」

指しながら蒼馬と庭先で指してた頃を思い出し

キャプチャ128

竜胆(あの時俺は、どんな顔してた?もしかしたらほんとは)

その時の顔には楽しそうな顔もあり

キャプチャ129

竜胆(ほんの少しだけど分かったかもしれねーよ)

竜胆(・・・将棋が楽しいって)

笑みも浮かべながら打つ竜胆に

キャプチャ130

蒼馬(竜ちゃんにここまで自由に指されたら・・・敵わないな・・・)

敗北を悟ったような蒼馬は席にもたれる

キャプチャ131

その様子に仙國が気付き、蒼馬の盤面を見る

蒼馬(・・すみません部長。約束・・・守れないみたいです)

キャプチャ132

部室?にて蒼馬は土下座で出場をお願いされていたようで

仙國(・・・・お前が全力であったかなど疑うまい。相手の方が強かった・・・それが結果だ・・・それが勝負。よく決勝まで勝ってくれた)

キャプチャ133

仙國(最後は私が決めよう。将和高校将棋部の優勝を!!!)

信歩「・・・・・!!」

その頃、対局を見る岬に

キャプチャ134

鎌谷部長「ホラ、今しかないで!」

十歩「・・・ハイ。あのっ!さっきはごめんなさい。オレどうしても信歩と指したくて・・・」

「・・・・顔を上げて。僕は気にしていないよ。君のその気持ちも・・・よく分かったからね。それより信歩君を見てあげなよ」

十歩「え」

「また・・・面白い将棋を指している」

十歩(何だ・・・これ・・!?矢倉対・・・振り飛車穴熊!?最悪・・・!!・・・なのに、何が起きた・・!?)

そこには汗をかく仙國がおり

そこにいたるまでの回想になり、ちょっと時間が戻り9七桂、急戦を仕掛けるも仙國がスルーしたところから

キャプチャ135

モブ「先手の奇襲を無視・・・!それだけ穴熊の固さに自信があるんだ」

仙國(やれるものならやってみろ。この壁、そう簡単に破れるものではないぞ!!!)

信歩(この攻めが通るかどうかはわからない・・・でも何が何でも、あの穴熊の壁を破らなきゃ勝ち目はない。諦めたら負けだ)

信歩(仕掛けなきゃ勝てないんだっ!!!)

キャプチャ136

バリスタっぽい兵器で城壁を攻めるイメージと重なって、桂馬で仕掛けていく

モブ「桂馬が飛んでった・・・」「もう穴熊に仕掛けるのか!?早すぎるだろっ!?」

仙國(・・・なめるなっ!!!)

キャプチャ137

モブ「構わず攻め合いだ・・・!」「譲らねえ・・」「仙國が先に敵陣を突破したぞ」

信歩「・・・」

キャプチャ138

仙國(9九飛・・・?端に戦力を・・・!?まさか・・・穴熊の弱点を見抜いたのか・・・!?)

十歩(弱点・・・!?・・・ううん・・・信歩はそんな効率のいい攻略はしない)

キャプチャ140

十歩(今ある選択肢を端から全部読んで最善を選ぶ、古い計算機のような思考法。時間能率が悪すぎるという欠点を、選択肢を矢倉に絞ることで補い実戦投入可能にした。それが信歩の直線思考)

十歩(でも振り飛車穴熊という矢倉の相性を持つ相手を前に、今ある選択肢では勝てないことがわかった信歩は自ら矢倉を壊すことで新たな選択肢を生み出したんだ)

仙國(矢倉を崩したのは端攻めが狙いか・・・!?こんな戦法は見たことがない。穴熊対策を研究して来たのか!?いや・・・崩すくらいなら最初から矢倉に組む意味はない)

仙國(準決勝までのコイツの棋譜は全て確認したっ・・・こんな攻め方が出来る男じゃなかったはずだ・・・!!!)

キャプチャ141

十歩(信歩の強みは異常な程の地の思考力から成る終盤力。読みの正確さだと思ってた。でも、それだけじゃなかった・・・!!)

十歩(総当たりから導き出される最善は、常識や定跡に捕らわれない大胆な戦術。それが信歩の将棋)

キャプチャ142

仙國(無理筋の攻めを読みの力だけで強引に成立させようとしてくる。まるでAI将棋・・・いや・・・逆か。野生の獣と戦っているようだ)

信歩の攻めは続き

モブ「お・・・!?おおっ・・!?」「一年が攻められてたハズだよな・・・」「いつの間に・・・」

仙國(冷静に判断したつもりだ。準決勝までのこの男にこんな力は無かった!!だとしたら)

キャプチャ143

キャプチャ144

槍の雨が城壁をぶち破る表現と共に、穴熊に歩兵が

仙國(今、強くなったのだ。追い詰められた野獣のように)

モブ「穴熊の壁に・・・突っ込んだ・・・・!!!!」

キャプチャ145

ってとこで次回へ

なんかどっちも勝ちそうな展開になりましたね。

対局中に成長するって展開にやっぱなりましたが、矢倉崩してましたね。決断早い。まあそりゃ勝てない戦法をやっててもなんでしょうけど、そっから新しい戦法を導き出し優勢に進める・・・これが納得できることなのか、理解出来ないぐらいのレベルアップ・戦法なのかは将棋に無知な自分にはわからんですねえ。

将棋に関しては勉強の時と違ってある程度柔軟にできるもんだなあ。将棋が活きて今なら勉強の方もうまくいきそうですけども。

仙國が想定してたのが矢倉オンリーだったので、その想定がかなり甘かったってこともあるんでしょうね。最初から穴熊を研究して来たような打ち方してきてたら、対応できてたのかな。

下から上にあがっていくのは漫画の王道なんですけど、勢いで進みすぎてるような感じもあり、急激な成長に納得できるようなできないような・・・こまけえことはいいんだよって感じで読んでいくのが一番いいのかもしれない。壁をぶち破って立っていた信歩の姿がかっこよかったですからねえ。

少年にはこういう方が受ける気もする。ただ将棋という題材でこのノリだと、年齢が上にいくごとにちょっとウケが悪い読者が増える感じかも。まあその分、男キャラが女性読者受けよさそうなので、その層をゲットできればかな。

深く考えないでキャラの成長やリアクション・心理描写を素直に受け入れて楽しむのが合ってるかな。キャラをどれだけ気に入ってるかで変わるかなとは思う。

さすがにここまでくればほんと天才と言っていいと思うけどね。まあ奨励会は天才の集まりで、その人たちも努力を当然してるわけでしょうから、すぐ壁にぶち当たるんでしょうし、安易には天才という言葉は言わなそうですけどね。

仙國にはさすがにこっからもうひと踏ん張りしてほしいとこですが。この時点でこんだけやられると、多少踏ん張っても終盤力で締められてしまうかなあ。

しかし蒼馬と竜胆の勝負が引っ張ってきた割にあっさりすぎ!っていうのはある。真意の理解もすぐなら、蒼馬が勝敗を察してしまうのも早すぎる気がする。当初の強キャラ感はいずこへ。

将棋の駒の名前が入ってるから、今後も絡んでくるのは間違いないと思うんで、こっから反撃してもらいたいところです。このままだとちょっとしょぼすぎる。仙國は噛ませ感強かったけど、蒼馬はねえ・・・

信歩が岬破って連れてきて、蒼馬との因縁を長めに引っ張ってきただけにもうちょっと竜胆の対局はじっくりでいいと思うんだけどね。竜胆の精神面の成長や、今まで義務感で打ってたような竜胆が、楽しさに目覚めるっていうのはいい描写だとは思うんですけども。

二人共勝っちゃうと全国となるんですかねえ。まあ全国に関しては竜胆や蒼馬、荘のメンバーと対局する方が特訓になるんで辞退するか、いったとしてもちゃんとは描かないと思いますが。まあこっからどっちかに落とし穴がありそうな気はしますから、どっちかが負ける可能性もまだ十分ありかな。

とはいえ今回の展開見ても、この大会後に奨励会編行くのは間違いなさそうかな。竜胆や荘のメンバーが一気にライバルキャラに変わるので、奨励会編は結構面白くなりそうなんですよね。

しかし今回、十歩が謝る展開がくるとはねえ。やってほしかったけど、岬戦後にないから省いたのかなと思ったら、この対局の場面に入れてくるとは・・・まあ負けた後すぐには話しかけづらいし、落ち着いたであろう今がベターといえるのかな。ちゃんと入れてきたことは良かったと思う。

今回でどっちも優勢になったって感じですが、このままだと順調というかあっさりすぎるので、仙國と蒼馬の反撃に期待したいところ。次回は番外編が8pあるらしいですが、誰の話なんだろ?

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『週刊少年ジャンプ2016-19号、ものの歩29話の感想(ネタバレあり)』へのコメント

  1. 名前:: 投稿日:2016/04/11(月) 13:34:54 ID:Q0NTQ0NjE

    蒼馬が当初の強キャラ感をどんどん失っていくのはちょっと残念です。
    今のキャラもそんなに嫌いではないけど、みなとを戦慄させた貫禄はもうどこにもない。

    十歩の謝罪は好印象でした。

    信歩と部長の攻城戦風の描写は少年漫画としては悪くないと思います。
    歯茎剥き出しの顔芸勝負より好きです。

    • 名前:ゆぺお: 投稿日:2016/04/11(月) 18:15:01 ID:E5MTUzNzk

      そういえばみなとが驚いてましたねえ、それを考えるとね・・・まあそれだけスランプを脱した竜胆が強いんでしょうけど。クールすぎたんで今のキャラは親しみやすくはなったんですけど、強さの部分で見せ場欲しいかな。

      謝罪はあってよかったなと思いますね。

      例えがわかりやすくて強固な壁に攻めいる表現は少年漫画としてはいいんでしょうね。盤面だけで穴熊に侵入したって言われても伝わりづらいんでしょうから。そこが将棋漫画の難しいとこかな。顔芸よりは確かに自分も好きですね(;´∀`)

  2. 名前:: 投稿日:2016/04/11(月) 13:45:08 ID:Q0NTQ0NjE

    信歩が負けるとしたら、矢倉に組んでから崩した無駄が響くかもしれません。
    自分も将棋素人なので良く分からんのですが、手番を損してるのは確かでしょうから。

    • 名前:ゆぺお: 投稿日:2016/04/11(月) 18:20:39 ID:E5MTUzNzk

      そうですねえ。仙國の駒も信歩側に入って成ってますしね。現状、攻めにまで手を動かす余裕があるかは自分にはわからんですけど、落とし穴がある可能性はありですかね。途中からの戦法変更で今の信歩がどこまで読めているかといったところですかね。

  3. 名前:遠藤: 投稿日:2016/04/11(月) 16:10:45 ID:IxODk0MjU

    番外編か、楽しみだなー。先週言ってた、洋風な城なのは、矢倉が日本式でその敵だからだろうな。

    • 名前:ゆぺお: 投稿日:2016/04/11(月) 18:29:16 ID:E5MTUzNzk

      誰の何の話なんですかねえ。洋と和の対決ってことですか。将棋だし敵城に攻めるって事を考えるとどっちも日本でもありだとは思いますが、まあわかりやすい敵城の表現っていうことと、作者の堅牢さのイメージが洋の城だったのかな。もしくは日本の城だと破れそうにない堅すぎるイメージなのかもですね。

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