モーニング2016-47号、グラゼニ~東京ドーム編~93話の感想(ネタバレあり)

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グラゼニ~東京ドーム編~93話

凡田の年俸交渉、代理人のダーティ桜塚はベース1億2千万とし2億円を狙うってとこから

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プロ野球選手はご存じのように・・活躍したら給料はあがり・・・活躍できなかったら下がる!この時の昇格がり幅、減給がり幅は当然ながら前年の年俸がベースになる

ダーティ(そう・・・前年のベースはすごく大事!今日はそのことだけの確認!)

すき焼き店にてモップスの査定担当者と話し合いの場を持つ

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凡田夏之介代理人 ダーティ桜塚

文京モップス査定担当 綱木直雅

ダーティ「今日の話し合いは具体的な数字を出すモノではありません」

綱木「もちろんそのつもりです」

ダーティ「大事な前提の確認・・・!」

綱木「はい・・・」

ダーティ「凡田夏之介の今季の年俸のベースは8千万プラス手当4千万の・・・1億2千万と考えていいでしょうな!?」

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綱木「凡田クンの今季の年俸の考え方はあくまでも基本給のみに準じます。つまり年俸8千万!4千万の手当は含まれません」

ダーティ(・・・もちろん、球団がそう言ってくることも想定していた)

ダーティ「一般の社会ならばそーでしょうなァ・・・年収500万のサラリーマン・・基本給400万ボーナス100万だとしたらあくまでも給料は400万です」

ダーティ「次の年、基本給が50万上がったがボーナスは0になった。年収は450万です。50万のダウンです。ですが会社はこの社員を昇給させたことは間違いない、と言える」

ダーティ「人件費の支払い総額は下げたのに給料は上げてやったと堂々と言える。ことほど左様に基本給とは経営者側にとっては重要・・・!」

綱木「そう・・・それはプロ野球界においてもしかり。インセンティブ(出来高契約)がそうです。基本給1億、出来高をすべてクリアしてプラス1億。合計2億だったとしても・・・・その選手の基本給はあくまでも1億円です!」

ダーティ「そう・・・そりゃインセンティブ契約だったらそうでしょうな。凡田夏之介投手の手当4千万という考え方はインセンティブとは違う。前回の契約更改の時から約束されていた金額であります。合計1.2億円は最初から固定されていたものです」

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ダーティ「これは極めて基本給に近いモノだと考えています」

綱木「ですが契約書には基本給8千万とハッキリと書いてあります。何度も言いますが・・・間違いなく基本給は8千万であります!」

ダーティ「例えばですよ・・・こんな提示金額は当然想定してはいませんが・・仮に来季の年俸1億円と提示されたとしましょう。基本給が8千万なら昇給になるが・・・1.2億と思っていた減俸ということになってしまう」

ダーティ「当然ながら1.2億の倍増は2.4億だが・・・8千万の倍増は1.6億・・・ベースは大事です」

綱木「小学生でもわかる計算式を滔々(とうとう)と述べられても・・・ベースは書面化してある通り8千万です!」

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場の空気が変わっていき睨み合い状態

ダーティ「凡田夏之介のモップスにおける年俸の推移は次の通りです。1年目8千万 2年目育成 4千万 3年目1億2千万」

ダーティ「1年目で優勝に貢献したのに・・・まさか2年目に育成に落とされるとは思ってもみませんでした。2年目に年俸を半減させたお詫びとばかりに・・3年目を1億2千万と設定してくれた」

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綱木「均せば単年8千万・・・・つまり・・我が球団は凡田投手に対して・・・一球も投げられないとわかっていた2年目に・・・8千万を払い・・・一球も投げなかった翌年も8千万を払った!という考え方であります」

ダーティ「だから今年の年俸は8千万だとおっしゃりたいというわけですね?」

綱木「一球も投げなかった翌年の年俸が1億2千万という計算はできませんよ」

ダーティ「その考え方もわからないでもないですが・・・決定的に違うのは2年目の年俸の考え方です。あれだけ大車輪で投げて優勝に貢献しただから・・・8千万から1億2千万に上がっても良かった!」

綱木「その考え方ですとその年一球も投げないわけだから・・3年目の40%ダウンの7千200万ぐらいになるべきですよ・・・」

ダーティ「7千万200万だったら800万も積んでもらったことになりますな。基本給8千万は・・つまりモップスとしては・・・トミー・ジョンをやって1年間 棒にふってしまった凡田に対しては手厚く積んでいる、と」

綱木「モップスはダーティ投手はもちろん、契約選手には誰に対しても誠意を持ってリスペクトの気持ちを忘れずやっています」

ダーティ「そうでしょうなァ・・・モップスは12球団で一番信用できる球団。それはわかっている・・その上でやはり恨み言言わねばなりません」

ダーティ「10勝0敗の今季の成績だから・・・あえて抗議させていただきたい。いくらチーム事情とは言え2年目に育成に落とされたのは傷ついた!あの仕打ちはひどかった!恨んでます!」

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綱木「・・・・・・・・」

ダーティ「これは人の気持ちです。凡田本人は言えないでしょうから代理人の私が代弁します。あの時、凡田のプライドはズタズタに傷付けられたのです」

ダーティ「選手のプライドを最も重んじなければならないこの世界において・・・あれは球団の失策だったと指摘せざるをえないのです」

綱木「あれは辺見さんがアレも欲しい、コレも取っときたいと・・・それを全部聞いていたら枠が埋まってしまって・・・」

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ダーティ「カネを手当てしたじゃ済まない部分もあるんです。それは一点主張しておきたい!」

綱木「・・・・・・・」

ダーティ(心の問題には反論してこない!この男は悪い男じゃない)

ダーティ「球団側の基本給8千万という考え方は動かしようがない雰囲気ですが・・・その上で交渉したい」

綱木「・・・?」

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ダーティ「コチラも譲ります!球団も譲ってくれませんか?今季の基本ベースの考え方を1.2億と8千万の中間!1億円にしてもらえませんか!」

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綱木「基点を1億に・・・?聞いたことがないアイデアですが・・・さすが代理人さんエライ折衷案を出してきましたな・・・」

綱木「いいでしょう。会社に持ち帰って・・・・うえに聞いてみます!」

ダーティ「卵のおかわり頼みます?」

ってとこで次回へ

あんだけ熱を持って言ってたのに妥協案で間を狙うのか・・とも思いましたが、交渉の仕方としては非常にうまいですね。交渉の場までに向こうの基準を1億に持っていって、交渉の場でさらに1億2千万を狙うという可能性もあるかな。一気に狙うのと段階踏んであげていくのとでは違いますからねえ。どちらにせよ本格的な交渉の前に1億ベースになるのなら大きいですね。

「契約選手には誰に対しても誠意を持って~」というセリフを引き出してからの畳み掛け方はさすがという感じでした。育成落ちは向こう(辺見)の過失からですし、1年目の怪我も酷使(鈴木監督)が大きな原因ですからねえ。

1年目の活躍を考えると年俸アップは確実でしたから、8千万ベースと考えるのはどうなの?というのは正論ではある。怪我がなかったとして2年目も活躍できたかどかは確かじゃないですし、手術後に不安がある中、3年目まで保証された事の安心が大きかったので納得してましたが、どっちかというと凡田側の妥協でしたからね。

そして育成落ちによる心理的負担の部分も含めうまく心の隙をついたわけですけど、綱木さんはダーティの言葉を直接聞いたから心が動きましたが、綱木さんから上司に伝えてじゃあ1億でとなるかというとどうだろう・・・球団側はあくまで手当てつけた事で話はついたという考えは変わらない気もしますけど、うまくいかなくても心に種はまいたという感じにはなるのかな。

8千万ベースのままなら昇給して1億2千万までかなという気がしますが、1億or1億2千万からならどうだろう。投球回、チーム順位、防御率を考えると1億2千万がベースとなるなら現状維持ぐらいかなという気がしちゃうんですが、10勝0敗の投手に対して現状維持は心理的に提示しにくいところもありそうだから、やはりベースが上がるというのは交渉の場において大きそうですね。

しかしそれでも2億は無理だと思うんですけど・・・基本給+出来高とかじゃなくてほんとに狙うのかな。それとも前回は凡田が弱気だと困るから喝を入れる意味でも高めにいったんだろうか。交渉は初回に関しては選手も必ず同席しなきゃいけませんからね。こっちは上げる気満々なのに肝心の選手がその気がないと交渉しづらそうだからなあ。

高めに言うのが代理人としては普通だと思うんですけど、ダーティの本当の狙いが気になるところですね。今回みたいに間狙いなのか、本気なのか。今までは億に壁がありましたけど、少なくとも今回で1億円プレイヤーにはなりそうかな。先が読めないだけにどういう結末になるか楽しみ。

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『モーニング2016-47号、グラゼニ~東京ドーム編~93話の感想(ネタバレあり)』へのコメント

  1. 名前:名無しさん: 投稿日:2016/10/20(木) 04:44:02 ID:IyMDIyMDg

    まあ先週よりはまともな感じになってますね。しかし監督が酷使したから~とか育成に落とした負い目が~とかそんなの一切関係ないと思います。ただ監督が無能だった、運が悪かったで済まされる話です。プロ野球は理不尽な話がゴロゴロあるわけですから全て聞いていたら球団はパンクするしクビ斬る人もいなくなります。まあ生え抜きでチームの精神的支柱とかなら話は別な気もしますが。
    そのうえであんなありがたい契約してもらったのに…基本給の折衷案なんて聞いたことがないですよ。
    そして10試合50イニング防御率5.04(9試合で5.60だったから)チーム成績5位…いくら10勝0敗とはいえこれじゃあ…

    • 名前:ゆぺお: 投稿日:2016/10/24(月) 10:03:41 ID:IyMDgyMDI

      まあ球団目線で言うとそうなんですよねえ。上司はそんな甘い考えしないでしょうねえ、きっと

  2. 名前:名無しさん: 投稿日:2016/10/20(木) 09:36:21 ID:ExODI5OTY

    銭闘の回は結構好き。

    ダーティは凡田にヘイトが貯まらないように、上手く交渉してもらいたい。

    • 名前:ゆぺお: 投稿日:2016/10/24(月) 10:08:18 ID:IyMDgyMDI

      銭闘回は安定して面白いですよね

  3. 名前:伸吾: 投稿日:2016/10/20(木) 18:19:11 ID:Y2NTM2MzU

    まず1億円から

    倍増の2億円という計算

    それにしても2億は無理だね

    • 名前:ゆぺお: 投稿日:2016/10/24(月) 10:08:35 ID:IyMDgyMDI

      さすがに2億はねぇ・・・

  4. 名前:名無しさん: 投稿日:2016/10/21(金) 11:38:38 ID:Q3NzQ4OTY

    たぶんですけどこれ監督と個人的に約束をしてて契約書を交わしてなかったのが効いてきそうですね。
    球団側はあくまで監督との義理で額を上げてやってる感じになるのかな?と。

    • 名前:ゆぺお: 投稿日:2016/10/24(月) 10:10:23 ID:IyMDgyMDI

      綱木には手応えありでも上には厳しい対応をされる可能性の方が高そうですよねえ

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